
以前に私が米国株をおすすめする理由について書きましたが、連日コロナの影響で株価が乱高下している今の状況で株を買うのはためらわれるという質問を受けました。
でも実は、ためらう人は慎重なわけではなくて「お金の教養」がない証拠です。
お金の教養を身につけている人なら、焦らずむしろチャンスだと考えます。
なぜチャンスなのか?
世界一の投資家といわれる「ウォーレン・バフェット」は、リーマンショックのパニック時に本来の価値より価格の下がったバリュー株に投資することで、巨万の富を得ました。
彼のように有能な投資家は、こうした株価が暴落した時こそ株を買い増して利益を得ています。
もちろんレバレッジの高い投機的な業界の企業や、競争力が弱い企業はこの不況を乗り越えられないかもしれません。
しかしながら健全な企業にとって一時的な不況はあくまで一時的にしか過ぎず、株価はいずれ回復して成長していきます。
だからこそ健全な企業の株を不況の安い時期に買って、長期間にわたって保有し続けることが一番リスクを抑えて資産を増やす方法です。
もちろん健全な企業を選ぶための指針や買い増すための細かいテクニックはありますが、まず大切なのは長期にわたって株を保有し続けるための自信となる、正しいお金の教養を得ることですよ。
執筆者プロフィール
塩野 稔昭
島根県出雲市で創業50年の老舗建築板金屋の2代目として平成18年に代表取締役に就任。13期連続の黒字経営を続ける中、平成29年に日本商工会議所青年部連合会の執行部として日本中を飛び回る。社長が居なくても回り続ける会社経営に何が必要なのかを悩み続ける中で磨いてきたノウハウを元に、小さな会社の経営者を、会社組織のマネジメントやマーケティング戦略の作成でサポートするべくエスプロポジション株式会社を立ち上げる。
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