
これから資産運用を始めようとする方には「米国株の個別銘柄を毎月積み立てるように買う」これが一番だと思って勧めています。
でも「何がいいのか?」、「どんな仕組みでなぜお勧めなのか?」このあたりが分かりにくいと思うので、3つの理由を元に解説していきますね。
まず1つ目のメリットは「世界で最も堅実な資産運用だからです」
おそらくほとんどの方のイメージは、「貯金は安全で、資産運用は危ない」ではないでしょうか?
でも、過去のデータを冷静に分析すると、貯金するより米国株で資産運用をするほうが安全なんですよ。
まず、過去30年間で毎月5万円を貯金する場合と、アメリカ株を買っていた場合で比較しましょう。
毎月5万円貯金すると、30年で1800万円です。
物価は何で比べるかでかなり変わってしまいますが、30年前の少年ジャンプが180円で現在は280円なので、物価上昇は1.75倍です。
つまり30年前と比べると今の1800万円は1152万円の価値しかないということです。
ようするに金利が見込めない現在では貯金をすると、お金の額面は変わりませんが価値が下がってしまうということです(ざっくりです)
では、同じ5万円を米国株で積み立てていた場合はどうでしょう。
過去30年間のアメリカ市場の年間平均成長率は約10%。
税金で20%取られたとしても8%です。
このデータで30年後まで複利運用した場合に貯まっている金額は7088万円。
物価が1.75倍になって貨幣価値が36%下がっても、4536万円の価値があります。
つまり貯金と比べて、額面上は5288万円の上昇で、価値ベースでも3384万円の差が生まれます。
つまり、データでみると「貯金は安全」で「資産運用は危ない」というのは完全に間違っているのです。
ちなみに、これは過去200年間を遡っても同じような結果となりますよ。
いつの時代も貯金は物価の上昇により価値を失い、米国株は経済の成長により価値を陰続けている!
これが正しい認識です。
これが理由の1つ目ですが、私が米国株投資をお勧めする理由はまだまだありますので、これからまた少しずつ紹介していきますね
執筆者プロフィール
塩野 稔昭
島根県出雲市で創業50年の老舗建築板金屋の2代目として平成18年に代表取締役に就任。13期連続の黒字経営を続ける中、平成29年に日本商工会議所青年部連合会の執行部として日本中を飛び回る。社長が居なくても回り続ける会社経営に何が必要なのかを悩み続ける中で磨いてきたノウハウを元に、小さな会社の経営者を、会社組織のマネジメントやマーケティング戦略の作成でサポートするべくエスプロポジション株式会社を立ち上げる。
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