あなたの基準は正しく伝わっていますか?

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先日、県内からのお客さんと一緒に

出雲の少し上品なお店で会食をしました。

 

コースを食べて、締めのご飯の時に

「ご飯の量どうされますか?」

と聞かれたのですが、

あれって困りますよね。

 

「普通で」と言っても

お茶碗の大きさにもよるので

どれが「普通」なのか基準がわかりません。

 

誤解の余地のないグラム数で聞かれたとしても

よほどカロリーマニアな人でなければ

ご飯の量をグラムで理解できませんよね

 

もしこれが、

お茶碗にご飯を入れて持ってきて

「これが普通の量ですが、

増やすことも減らすこともできます」

という聞き方をしてくれたら

めちゃくちゃ明確ですよね。

 

ちょっとした気遣いですが

あなたもこんな質問をお客さんにしていませんか?

 

あなたが「普通」だと思っていても

それがお客さんにとっての「普通」とは限りません。

 

お客さんとの関係性が築かれていて

互いに共通認識で話しができるなら問題ないですが

あなたの思っている基準は

正しく相手に伝わっていますか?

 

毎日、ビジネスに取り組んでいると

「普通」の基準が変わってしまうこともあります。

 

常にお客さんの目線で

正しく基準が伝わっているのか

意識するようにしてみてくださいね。

 

 

執筆者プロフィール

塩野 稔昭

島根県出雲市で創業50年の老舗建築板金屋の2代目として平成18年に代表取締役に就任。13期連続の黒字経営を続ける中、平成29年に日本商工会議所青年部連合会の執行部として日本中を飛び回る。社長が居なくても回り続ける会社経営に何が必要なのかを悩み続ける中で磨いてきたノウハウを元に、小さな会社の経営者を、会社組織のマネジメントやマーケティング戦略の作成でサポートするべくエスプロポジション株式会社を立ち上げる。

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