ジョイントベンチャー成功の秘訣は○○である

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先日面談させていただいた経営者の方から
新規事業として
他社との事業提携についての相談を受けました。

この経営者(Aさん)ですが、
今行っている事業は順調だけど
業界全体の流れから
今のままの事業形態に不安を持っているそうです。

そんな中で、他業種ながら
多角的に事業を展開している経営者(Bさん)から
Aさんの事業ノウハウを自社に取り入れたいので
事業提携を行いたいとの申し入れがあったそうです。

Aさんとしては、
Bさんが行っている事業の顧客リストを使って
新たに販路を拡大できる。

Bさんとしては、
事業として結果を出しているAさんのノウハウを
自社に取り入れたい。

というwin-winの事業提携だそうです。

細かい事務的な部分のすり合わせなどは
これからだそうですが、
互いに分かりやすいメリットがありますので
上手く行くように
幾つかアドバイスをさせていただきましたよ。

新規に事業を始めたり
マンネリ化してしまっている
事業の進め方を改善する為に
他社とのジョイントベンチャーを
行うのはかなりお勧めです。

私もコンサルティングをさせていただく
クライアントさんには
他社とのジョイントベンチャーが出来ないか
必ず考えてもらうようにしています。

他社とのジョイントベンチャーをするのなら
上手くいくために大切なポイントは幾つかありますが
まずはそのジョイントベンチャーに
どれだけの手間と時間をかけることが出来るのか考えてください。

今回のAさんの場合は
Bさんの会社に取り入れてもらうためのノウハウは
経営者であるAさん個人が持っています。

という事は
Aさんが自社の事業から如何に離れて
新規事業に携われるかが重要なポイントになるわけです。

経営者であるAさんは
同時に自社のトップ営業マンで
最も仕事に対する能力が高いのですが
今回のジョイントベンチャーを成功させるためには
自社の業務から手を放して
自分の時間が確保できる仕事の仕方について
考える必要があるという事です。

ジョイントベンチャーに限らず
売上げをガンガン伸ばして
事業を拡大していく事が厳しいこの時代に
会社にきちんと利益を出せるよう体質改善して
新しいチャレンジをするためには
「経営者が自由な時間をどれだけ確保できるのか」
コレが重要なポイントになりますよ。

執筆者プロフィール

塩野 稔昭

島根県出雲市で創業50年の老舗建築板金屋の2代目として平成18年に代表取締役に就任。13期連続の黒字経営を続ける中、平成29年に日本商工会議所青年部連合会の執行部として日本中を飛び回る。社長が居なくても回り続ける会社経営に何が必要なのかを悩み続ける中で磨いてきたノウハウを元に、小さな会社の経営者を、会社組織のマネジメントやマーケティング戦略の作成でサポートするべくエスプロポジション株式会社を立ち上げる。

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