ネット集客と聞くと、Facebookがいいとかブログが一番だとか、様々な情報が溢れていますよね。
でも、どんなネットツールより大切なのは「お客さんの気持ち」です。
お客さんの興味を引いて自社の商品を試してもらうためには、その気持ちをいかにくみ取り、行動心理を読み解くかが鍵となります。
マーケティングに有効な行動心理はたくさんありますが、今回はWEBならまずこの3つかな、というのを選んで紹介してみます。
ネット集客に欠かせないお客さん行動心理 Best3
Best1:返報性の法則
おそらくインターネットマーケティングで行動心理を学ぶときは、誰もが真っ先に学ぶのがこの返報性の法則です。
返報性の法則とは、簡単に言えば「人は与えられるとお返しをしたいと思う」ということです。
あなたもスーパーや、お土産物屋さんで試食をしたことがありますよね。
何気なく進められるがままに試食をしてしまうと、なんだか買わないと気まずい気分になってしまいます。
まさに、あれが返報性の法則を使ったセールスです。
ネット集客でいえば、お客さんに対して何度も繰り返し役に立つ情報を発信し続ければ、お客さんの心に感謝の気持ちが芽生え、あなたに対して敬意を抱き、最終的には商品の購入につながります。
まさしくこれが返報性の法則です。
こうして優れたコンテンツをたくさん届けることで、最終的に自分の利益となって返ってくるのです。
コンテンツの提供は、Webのほうがオフラインよりやりやすいので、ネット集客に返報性の法則はうってつけですよ。
Bset2:ザイオンス効果
ザイオンス効果というのは、「人は接触頻度の高い人に強い好意を抱く」という行動心理です。
月に1回2時間会う人よりも、月に4回30分づつ会う人のほうが好意を抱きやすいということです。
もちろんいつも顔を合わせる必要はなくて、メールのやりとりやDMを送るのでもOKです。
大切なのは、接触の機会を増やすことです。
オフラインで接触の機会を増やそうと思うと当然コストがかさみますが、ネットであれば、メール、動画、SNSなど無料で簡単に情報を配信するツールがありますよね。
ですので、ネット集客ではザイオンス効果が威力を発揮しやすいんですよ。
Best3:権威性
人は権威に弱いものです。
科学的根拠がなくても、医者がゲームをすれば目が悪くなるといえば、それを信じてしまったり、内容が分からなくても「〇〇賞受賞!」といえば優れた
商品だと思ってみたり。
つまり、お客さんを惹きつけるためには、あなたを「その道のプロ」たど思ってもらうことです。
返報性の法則でも話したように、ブログなどで有意義な情報を発信していくと、お客さんはあなたに対して敬意を抱くようになります。
つまり、そうした積み重ねで、お客さんはあなたのことを「その道のプロ」と感じるようになるんです。
ですので返報性の意味でも、権威性の意味でも、お客さんにとって有意義な情報の発信は欠かすことができないのですよ。
ネット集客は価値ある情報の発信が決め手です。
ここまで、お客さんの行動心理について効果の高いものから、3つを紹介させていただきました。
どの行動心理にも関係していて重要なポイントは、お客さんにどれだけ価値のある情報を、たくさん発信できるかということです。
このポイントを押さえ、あなたはお客さんのどんな行動心理を刺激できるのか、ぜひ考えてみましょう。