究極の効率化とは「しないこと」です

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会社の仕組みをつくりたい

世の中には仕事を効率的に進めるための仕事術に関する情報があふれていますね。

これをすれば仕事が捗るとか、これを使えば時短になるなど。

時間で仕事の成果を計られる会社員さんなら重要となるこの仕事術ですが、実際のところ社長としてこうした仕事術を勉強しても、会社の成長にはあまり関係がありません。

社長としては会社を成長させるために仕事を効率化していきたいと思っていても、いったい何をすれば良いのかいつも頭を悩ませる問題ですね。

どうやって効率化していくか?

世の中には様々な効率化を進めるツールがあります。

もしかしたら今あなたも何かの効率化のために導入を検討されているシステムやサービスがあるかもしれません。

そんなときに考えて欲しいことが今求めている「効率化」のツールが

本当に「効率化」を生んでいるのか?

ということです。

たとえば携帯電話。

いつでも個人に直接連絡ができるツールとして発明された携帯電話ですが実際にガンガン仕事の処理が進んで効率が上がったのか?

というと決してそんなことはありませんでした。

でなくて良い電話に振り回されたり、新しい機能を使いこなすためにマニュアルに没頭したり・・・

必ずしも効率が上がったとは言えませんよね。

「効率化」を進めようとして新しいツールを導入するならその効率化が本当に効率を上げるものか使う側の人間がしっかり考えて導入する必要がありますね。

そして、

新しいツールを導入しなくても経営者ならできる究極の効率化があります。

究極の効率化とは「しないこと」です。

会社員さんなら与えられた仕事について、するしないの選択をすることは難しいと思いますが、社長であれば自らのビジネスを行ううえで必要ない部分を削っていくことができますよね。

自らの仕事の中で何を行い何をしないのか、きちんと線引きするのが社長としての究極の効率化ですよ。

執筆者プロフィール

塩野 稔昭

島根県出雲市で創業50年の老舗建築板金屋の2代目として平成18年に代表取締役に就任。13期連続の黒字経営を続ける中、平成29年に日本商工会議所青年部連合会の執行部として日本中を飛び回る。社長が居なくても回り続ける会社経営に何が必要なのかを悩み続ける中で磨いてきたノウハウを元に、小さな会社の経営者を、会社組織のマネジメントやマーケティング戦略の作成でサポートするべくエスプロポジション株式会社を立ち上げる。

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