サンクコストに引っ張られない

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会社の仕組みをつくりたい

ビジネスでの最大の判断基準と言えば、もちろん費用対効果ですね。

費用対効果は、広告だけでなく新商品の投入など、ビジネスの様々な場面で判断基準の基本になります。

その施策の効果がどれだけ大きいのか?

そして、その費用対効果は大きいのか?

この指標をしっかり確認していれば、ビジネスで大きな判断ミスをすることはなくなります。

まあ、おそらくこの記事を読んでおられる経営者のかたなら、誰もがこの判断基準で行動していますよね。

でも、この考え方を鈍らせる存在があることをお気づきでしょうか?

潜在意識に住むサンクコストという名の魔物

「サンクコスト」という言葉をご存じですか?

サンクは埋まったとか沈んだとかいう意味で、「サンクコスト」はすでに投入してしまったコストのことです。

これから行おうとしている投資の判断を鈍らせる魔物は、この「サンクコスト」つまり過去に行った投資なんです。

こんな経験はありませんか?

設備投資をした後に、同じような種類の画期的な設備の情報が入ってきて、「せっかくの情報なんだけど、同じような設備投資をしたばっかりだし・・・」と、断念してしまったり。

もっと具体的な例を挙げると、

あなたはメルマガスタンドと契約して、面倒くさい設定や手続きを終わらせて配信開始した数日後に、もっと高機能で使いやすいメルマガスタンドの存在を知りました。

新しいメルマガスタンドに乗り換えれば、もっとプロモーションの幅も広がり使いやすくなるはずなのに、今のスタンドにかけたコストが忘れられず、切り替えるという判断ができない・・・

これが「サンクコスト」に囚われている状態です。

こんな経験、あなたにもありませんか?

 

サンクコストに囚われず、未来の費用対効果で考える

どんなに考えても過去は変えることができません。

つまり、判断基準は常に「未来」であるべきなんです。

先ほどの例で言えば、今のメルマガスタンドで得られる未来の利益より、新しいメルマガスタンドのほうがより多くの利益を生むなら、迷わず切り替えるべきです。
(もちろん導入のためのコストが出せるならですが)

過去にいくら使ったのかは関係ありません。

サンクコストを気にすることは「もったいないから」だと思いますが、本当はサンクコストに囚われる方がもったいないことに気がついてください。

意外と気がついても改善しにくい部分だと思いますが、新たな判断をするのに大切な考え方ですので、ぜひ意識して改善していきましょう。

執筆者プロフィール

塩野 稔昭

島根県出雲市で創業50年の老舗建築板金屋の2代目として平成18年に代表取締役に就任。13期連続の黒字経営を続ける中、平成29年に日本商工会議所青年部連合会の執行部として日本中を飛び回る。社長が居なくても回り続ける会社経営に何が必要なのかを悩み続ける中で磨いてきたノウハウを元に、小さな会社の経営者を、会社組織のマネジメントやマーケティング戦略の作成でサポートするべくエスプロポジション株式会社を立ち上げる。

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