ビジネスをしていると、ついつい集客にばかり目がいってしまいがちです。
確かに、最初のお客さんを集めることはビジネスの要なのですが、それだけではビジネスは成り立ちません。
初めて商品を買っていただいたお客さんが次につながらない…
あなたもこんな悩みをもっていませんか?
せっかく商品を購入していただいたお客さんが去ってしまうのを防ぐために、商品購入後に必ずチェックしなければならない3つのポイントをご紹介します。
商品購入後に気を付けたい3つのポイント
ポイント1、購入後に後悔していませんか?
お客さんは、買い物をした直後が最も高揚感があり満足感を抱いていますが、その気持ちはしだいに薄れていってしまいます。
商品が届くまで時間がかかったりすると、どんどん「本当に買ってよかったのかな?」とか「なんだか面倒だな」と、消極的な気持ちになってしまいます。
ですから、商品を買ってから実際に手にするまで、商品をこれまでに使った人の喜びの声や、商品自体の良さを改めて伝える必要があります。
「もう買ってもらったのに、そこまでするの?」と思われるかもしれませんが、初めて商品を買っていただいたお客さんが後悔しないように、どんなことを伝えるべきか改めて考えてみましょう。
ポイント2、使い方の説明はしていますか?
購入後の後悔を乗り越え、商品を手にしていただいたお客さんに、その商品の使い方をきちんと説明していますか?
商品を買って実際に届いてみたけど、使い方がよく分からなくて使えない…
使い方を間違えているので、効果が出ない…
せっかく商品を買っていただいたお客さんが失望しないように、使用方法などの情報は誰でも再現できるレベルに具体化しておきましょう。
イラストや文章で伝えるほかにも、YouTubeなどの動画で分かりやすく伝えることもできますよ。
商品を買っていただいたお客さんが、商品をきちんと使って効果を感じていただけるようにこのポイントもチェックをしておきましょう。
ポイント3、効果を感じてもらえない
お客さんにリピートしていただけない最大の理由がコレです。
商品やサービスを使っても、期待していた効果が得られないというケースです。
もちろん商品に問題があれば改善しなければなりませんが、商品に問題が無くても効果を感じられないケースもありますよ。
ですので、まずは商品以外に問題のあるケースから潰していきましょう。
ケース1 使い方が間違っている
これは先ほど紹介したポイント2と同じですね。
お客さんが商品の使い方を間違えていて、効果がでていないというケースです。
対策としては、ポイント2で紹介したように、使い方を分かりやすく教えてあげてください。
このとき、商品の使用方法を全く知らない人に説明を聞いていただき、再現できるか確認してもらうとよいですよ。
ケース2 変化に気が付かない
化粧品や健康食品、治療院などに非常に多いケースですね。
商品やサービスを利用することで変化が起きているのに、それに気づいてもらえなければ、効果が無いと思われてしまいます。
この場合は、お客さんが期待する大きな変化の兆しとなる、小さな変化に気が付けるような工夫をしましょう。
たとえば、シミケアの化粧品を買ってもらったとしても、最初は肌のトーンが明るくなったり、逆にシミがくっきりと見えてきたりします。
お客さんにとっては不安な要素かもしれませんが、きちんとこれがシミ解消のサインだと教えてあげたら安心してもらえますよね。
変化が起きていると分かれば「続けてみよう!」というモチベーションアップにもつながります。
ケース3 誇大広告になっている
広告で謳っている効果や品質が、実際の商品のクオリティを上回ってしまっているケースです。
売り手側が、何とかして売ろうとして話を盛ってしまうと、お客さんの期待を裏切ることになり次につながりません。
商品のクオリティから期待値を引いた値がお客さんの満足度です。
売れさえすればよいという気持ちを捨てて、等身大の広告で実物のクオリティを100%正しく伝える広告を送りましょう。
商品購入後もアフターフォローをしっかり行うことがリピートにつながります。
いかがだったでしょうか?
商品購入後のアフターフォローについて、3つのポイントを紹介させていただきました。
売り手側は、商品を売ってしまえば後は買い手側の責任だと思いがちですが、こうして考えてみると次につながるビジネスには、必ずしっかりしたアフターフォローが必要であることが分かりますよね。
自社の商品を買っていただいたお客さんに、しっかりと商品の価値を感じていただき、リピートにつなげていきましょう。